ごあいさつ
代表理事あいさつ
このたび代表理事を拝命した下川智樹です。
低侵襲心臓手術は、患者さんの早期社会復帰と術後のQOL向上に貢献する治療法であり、鏡視下手術・ロボット手術の普及とともにさらなる進化を遂げています。本学会はこれまで、澤元代表理事・坂口前代表理事のもと、施設会員数260施設超・多数の認定医(150名超)および指導医(40名超)を全国に輩出してまいりました。この確固たる基盤を引き継ぎ、新体制では以下の点を重点施策として取り組んでまいります。
第一に、医療安全の徹底と資格制度の刷新です。指導医・認定医の資格要件に医療安全講習会の受講を必須化し、JCVSDとの連携により治療成績を客観的に評価・公開します。第二に、組織・会員制度の強化です。新たに「個人会員制度」と「認定施設」制度を導入し、多職種が参加しやすく、安全性の高い施設が明確となる体制を整えます。第三に、次世代育成と国際連携の推進です。若手医師の要職登用により技術伝承の枠組みを構築し、日本の優れた低侵襲手術技術を国内外へ発信してまいります。
「治療を終えた患者さんのQOL向上を追求する」という信念のもと、低侵襲手術がより安全な標準治療として広く普及するよう尽力してまいります。皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
2025年5月1日
一般社団法人日本低侵襲心臓手術学会
代表理事 下川智樹